介護脱毛が一番必要な部位は「髭」
脱毛についてのあんなことこんなこと
介護脱毛というとVIOをイメージされる方が多いかもしれません。
もちろん褥瘡の事などを考えると毛があると治りにくい事もあり
介護脱毛として有効性が高いと思います。
でも実は介護脱毛が必要な部位は男性の場合は髭です。
そして女性の場合は腋と顔です。
何故髭か?
💥自分で剃れなくなった時に一番目立つ部位だからです。
そして他人に剃ってもらう事が難しい部位でもあります。
男性のヒゲの毛は他の部分より硬く太いので剃りにくいのです。
なので理髪店でも毛を温めて柔らかくしてから剃ります。
そうしないと肌を傷つけてしまう事があるからです。
更に髭はいろんな方向に向いて生えます。中には渦のように生えている方もいます。
介護施設でも自分で剃れなくなった男性の髭は施設の介護者が剃っています。
髭は人目にさらされるので、上手く剃れていないと放っておかれていると面会に来た家族は思うそうです。
介護者は髭は綺麗に剃ってあげようとしますがこれがなかなか難しいそうです。
男性のヒゲをシェーバーで剃った事のある方ならご存じだと思いますが、
特に濃い人の場合は毛のむきを考え、
皮膚を拡げて剃りやすくするなど工夫が必要です。
毛深い人の場合は皮膚に炎症を起こしやすいのです。
高齢になると皮膚も乾燥するのでシェーバーを強く当てると皮膚に炎症を起こしやすくなります。
つまり、本人が自己処理できない場合介護の負担が一番大きいのは髭という事です。
衛生面や身だしなみなど社会的な印象づけに対してマイナスになる事を防ぐという意味ではヒゲは
VIOより優先順位が高いと言えます。
女性の場合は髭ではありませんが、やはり口回りの産毛は濃い方が結構います。
特に女性ホルモンが低下すると濃くなる方もいらっしゃいます。
あとは腋です。
最近は女性の方でもともと薄い、ほとんど生えないという方以外で腋を脱毛していない方は少ないと思います。
これも半袖を着ると目立ちます。
歳をとり体を動かす感覚が鈍くなってきた場合には自分の動き等が粗雑になり
手を挙げている時に相手方からどう見えているか意識できなくなったりと
腋の毛にまで意識が行かないんですね
つまり、介護する側も他人の目に触れる部分から手入れをしていくので
介護脱毛で重要なのはヒゲや顔だという事です。
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